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DApps通貨が人気だけどDAppsがどんなものか詳しく知らないからインフラ系技術者の友人に聞いてみた①~技術者目線~

仮想通貨初心者用語集

DAppsがどんなものか詳しく知らないからインフラ系技術者の友人に聞いてみた

クリプト界隈では情弱は養分!!
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥とはよく言ったもので・・・
養分になりたくないから聞いちゃうよ!w

(CPT)
人気のDAPPSプラットフォームそもそもDAPPSってなんぞおおおお!!?

答えてくれたのは日本を牽引してるといってもいいくらいのゴリゴリ技術屋さん仮名でなっちゃん!

web2.0の世界

現在webの世界は2.0時代と称される。
時に2.0という言葉は「新しいもの」や「その先にあるもの」と言った漠然とした意味で使われ、解釈や定義は業界や企業、または個人によって異なり解釈もまちまち。
2.0をどのような解釈をするにせよ、インフラの観点から言えば無数のクライアントが中央サーバにより処理をさせるというクライアント・サーバ形式というのは主流であり大半のサービスや機能はこのクライアント・サーバ形式により提供されている。
これは、中央集権の最たる構造でありそのもの。

中央集権型のデメリット

先の中央集権における特徴は、サービス提供のために管理者となる企業などが存在し、膨大なインフラを保有する必要があること。
ネットワーク断や障害発生に備えるネットワーク機器の冗長構成、ファイヤーウォールアプライアンスによるハッキングや不正侵入の阻止、ロードバランサーによる負荷分散ときりがない。
加えてネットワークの24h監視、保守に伴う人員、まさにカネとヒトが莫大に必要。
企業としてのパワーが存分に必要なのである。
そのくせに不正利用しようものならば、情報はすべて一元化しているわけだから、悪意のある者からすればまさにこれは宝箱でもある。
堅牢なセキュリティにて外からの攻撃を100%阻止できたとしても、構築・保守の現場ではこれら情報はいとも簡単に入手することができる。
(仮におれが、今すぐに国内企業の構成情報を集めよと言われれば、半日もあれば主要一部上場含む1万社以上の構成図、構成情報の入手ができる。
各ノードのIP、設定、FWフィルタリングにとどまらず監視設定、構築に要したコストなどハッキングに必要なすべての情報を入手可能だ)
そういう意味においては、人による中央サーバのメンテナンスを続ける以上、このデメリットが解消されうることはない。

DAppsとは何か

Decentralized Applicationsの略語であり、日本では非中央集権の分散型アプリケーションなどと呼ばれる。
DAppsのほとんどがEthereumのプラットフォーム上で開発されているが、これはもともとEthereumがアプリケーション開発のためのプラットフォームとして生まれた事による要因が大きい。
ブロックチェーンを利用し中央管理者なしで運営・管理できるのが特徴であり命である。
DApps自体は、ゲーム、DEX、ストレージ、ギャンブルの場などでの利用が想定されているが、DAppsを語る上でこの中央管理者がいないというのは仮想通貨の観点からだと特に重要な項目である。

DAppsの定義

1.オープンソースである
2.公開・暗号化されたブロックチェーンを利用
3.トークンを利用しユーザーへ報酬が発生
4.トークンは標準アルゴリズムによって生成

◆1の補足
オープンソースの概念は、windowsとLinuxを思い浮かべてくれ。
windowsのようにMSが開発からテスト、リリースまですべてパッケージとして一貫して行うかLinuxのようにソースコードが公開され、ある意味有志などにより開発されていくものか。
DAppsのようなアプリケーションの場合、[提案]及び[フィードバック] をもとにプロトコルの適合が可能だが、微細な変更においてもユーザーコンセンサスを必要とする。

◆2の補足
ここのキーワードは、暗号化と公開。
運用logや各種データは、パブリック環境でブロックチェーンに記録される必要がある。
中央集権の場合、LAN内にsyslogサーバなどのlog一元化サーバを持ち、Administratorが管理・閲覧する権限を持つのみで、すべての情報が公開される事のない非常にクローズドなものになる。

◆3の補足
オープンに流通可能な暗号化トークンによりアプリケーションを利用する事が必須。
また、アプリケーションの価値が向上した際にはその貢献の見返りとしてユーザーへの報酬が発生する。

◆4の補足
トークンはbitcoinのProof of Workのように標準的なアルゴリズムに従う必要がある。

DAppsの将来性について

DAppsは将来的には、ユーティリティ、ユーザーベース、およびネットワークの評価において、
世界最大のソフトウェア企業を上回るとされている。それは、以下5つにおける特徴によってもたらされるとされている。
①優れたインセンティブ化構造
②柔軟性
③透明性
④回復力
⑤分散

また、「法人ではない」ということも重要なファクター。
法人はその企業価値が高まる事で株式の売却、配当などが発生する。
企業の利益性の観点から見るとそれは、企業価値向上を阻害する要素とも考えることができ、株式の発行やその配当の支払いの必要がないDappsは
どれだけの人がDappsを評価するか」によりその価値が決定するからである。

DAppsのメリット

取引に透明性がある
管理者の利益のためにユーザーが振り回されることがない
管理者による多額の利用料の採取がない
アクセス集中によるサーバダウンがない

DAppsのデメリット

スケーラビリティ問題の存在
手数料が高い
トークン価値が不安定

DAppsの技術的アプローチ

と、メリットばかりが目につくDAppsだが技術的な観点から言えばデメリットを解消するにはまだまだ時間を要すると思われる。

DAppsはハッシュ関数」「公開鍵暗号」「P2P」のメリットを組み合わせる事でPoWと呼ばれるコンセンサスアルゴリズムにて問題点を解消し
従来「P2P」だけで実現させようとしていたものを形にしたが、ならではの問題もある。
DAppsでは取引履歴のデータや連結データが「ブロック」に記録される。bitcoinなどではこのブロック容量が1.0MBと制限(定義)されており、それによって書き込める取引データ(トランザクション)の容量も決まる。
一般的には、知名度も普及もまだまだであった2017年でさえ発生したこのスケーラビリティ問題の抜本的な解決策はない。
「記録とブロックの生成が追いつかず、処理に時間がかかって遅延が発生してしまう」これがDAppsないしはブロックチェーンの根幹にある限り、
サーバダウンがないことはメリットになりえないし、安い手数料云々は夢のまた夢である。
この問題は、デメリットの一面という書かれ方もされるが、見逃せない非常に大きなデメリットという側面を持つ。
それも、普及すればするほどその発生確率は上昇しその影響度は増す。
ハードフォークやソフトフォークの実施、ブロックあたりのトランザクションサイズを小さくするSegwitなど日々解決策が考案されているものの、
ブロックチェーン及びDAppsの未来は明るいと言えるまでの技術的解決策は見出されていない。
(まぁ色々回避策はあるものの、抜本的にはという意味で理解をしてくれ)

また、DAppsはスマートコントラクトでの動作となるため、コードにバグがあればその信頼性は根底から失う。
非中央集権の特徴でもある改竄できないという一見大きなメリットは、リリース後の不具合には著しく弱く修正をすることは難しい。
それにおける負債もすべて自己責任、それが非中央集型アプリケーションだ。

これは、インフラ屋ならではの見方だが、ブロックチェーンはRAID5のような印象を受ける。
RAID6として障害耐性をあげようがhotswapにて障害耐性をあげようが、どんな場においてもフルbackupは必要なのである。
ブロックチェーンも同じだ。どれだけパリティを保持するノードが増えようが耐性が増そうが 0 になりうることはありえない以上、障害発生の可能性は常に隣り合わせである。
ブロックチェーンにおいて、RAIDで言うパリティを失う事はサービスの終了や崩壊を意味する。
取引履歴のデータを記録したブロックの復旧はできない。
ネットワークは所詮ハードウェアの上にある通信網であり、夢や未来ばかりの超近代インフラでもない。
残念ながら、そこに完全無欠のOSはなくFWもない。脆弱性や改修における日々というのが現実であり、DAppsもそれを最大限に利用した仕組みなのだ。

ちなみに現代セキュリティの概念において、Administratorのいないセキュリティはない。

おぉん・・・・